地道な仕事の大切さ(10月5日)
5日の午後、出納長が、長期間不在になっていることについて、幹部の職員と意見交換をしましたが、地道でも欠かせない仕事についている職員を、どう評価していくか、その視点の大切さを指摘されました。
高知県では、議会の理解を得られなかったこともあって、公金の出し入れの責任者で、知事や副知事とともに特別職でもある出納長が、この4月から、半年余りにわたって不在になっています。
そのことで、出納の仕事そのものに、特段の支障が出たことはないのですが、もともと出納の仕事は、行政には欠かせない仕事ながら、その反面、縁の下の力持ち的な、目立ちにくい仕事ですから、特別職の出納長がトップにいるという重しが、仕事の重みの実感にも、つながっている面があったかと思います。
特に、日頃の仕事の中で、公金の扱いについて、是正を指摘しても、同じことをくり返す部署が多いといったことから、仕事の手応えへの、物足りなさもあるでしょう。
こうしたことから、意見交換をした職員からも、地道ながら、欠かせない仕事への評価を、指摘されたわけですが、評価はもちろんのこと、指摘事項が、相手側にきちんと守られるような、仕組みが必要ではないかと感じました。
| 固定リンク
コメント
今回の橋本知事に対する辞職勧告決議案が可決されたことは、とても残念に思います。私は現在、高知県民ですが橋本知事にはおおいに期待していました。
高知の県民性の中難しい事が多かったとおもいますが、本当によくやってくれていたと思います。これからの高知県に良い未来が待っていることを信じ、出直し選挙に期待したいと思います。悪い意味ではなく、良い意味でのいごっそう・はちきんぶりを高知県民にはっきしてもらいたいな~・・・
投稿: とまと | 2004/10/09 15:36
政治と云うのは判らないものですね。結果はどうであれ、blogはお続け下さい。ではまた。Dawnより
投稿: Dawn | 2004/10/09 10:08
こんにちは。
おっしゃる通りです。地道な仕事をどのように評価するかは非常に難しいことですが、これは必要不可欠なのでしょう。民間企業の場合には、営業等の実績数字が出る部門と総務・経理等の管理部門の評価体系を分けているところが多いと思います。
役所の場合には全体に業績評価システムをどのようにするのかまず悩まれるところでしょう。その上にさらに政策立案部門、公共サービス部門などと事務部門をどのように基準を変えるのか頭の痛いことだろうとご推察致します。しかし、各部署のアカンタビリティを徹底させる上でも評価が重要なのだと思います。ご成功をお祈り致しております。Dawnより
投稿: Dawn | 2004/10/07 19:23