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2005/10/20

その次を考える(10月3日)

 3日夜、かねてから知り合いの、シンクタンクの主催者と食事をしながら、次を考えることの大切さを語り合いました。

 話題にあがったのは、千葉県の職員の例で、この職員は、産業廃棄物を不法投棄している企業を回って、こんなことしていると損だよと説いて、ほとんどの不法投棄をなくしたことで知られています。

 ただ、県庁の職員は、何年かたてば職場を異動しますから、この人も、すでに職場を変わっているのですが、産廃対策の仕事を、後任に譲った後の気持ちを尋ねられると、「自分は、ゼロから始めて、100点かどうかはともかく、やれるところまでやった。これに対して後任者は、今の状況が100点と考えるので、それ以上のことはしなくなる」との答えが返ってきたといいます。

 しかし、千葉県から、産業廃棄物が姿を消したということは、その分、ゴミが他の県に行っているということですから、やがては、再び千葉県に戻ってくるかもしれません。

 ですから、他の県とも連携をして、産廃の玉突きが生じないないように手を打つなど、やるべきことは一杯あるはずですが、役人は、今が100点だと考えがちなため、次の展開を考えようとしない欠点があります。

 と言いながら、少し話は飛躍しますが、今は、それがあるのが当たり前の地方交付税も、やがて、限りなくゼロに近づくかもしれませんし、それによって、交付税を通じての国の関与から、地方が脱する日が来るかもしれません。

 その時行政は、何をすべきかを考えてみる、その先に、交付税に替わる、新しい調整の仕組みが出てくるのではと、2人の話は広がっていきました。

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