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2005/10/20

もっと想像力を(10月6日)

 6日午後、アスベストの見つかった県立施設を、使用中止にするにあたって、なぜ、県民サービスに、もっと配慮できないのかと、肩を落とすような出来事がありました。

 これは、県立の武道館の使用をめぐってのことですが、観覧席の天井などに使用されている、アスベストの状態を調査した結果、6日から利用を停止することになりました。

 ところが、僕のもとに来た抗議のメールを読むと、「5日の夕方、突然、明日6日から使用を停止するとの連絡がきたが、あまりに唐突で不親切きわまる。また、この間の、代替の施設の斡旋などは考えていないのか」と書かれています。

 そこで、早速、担当課に話しを聞いたのですが、説明を聞いているうちに、頭に血がのぼってきました。

 報告によると、9月2日に、見つかったアスベストの、目視による調査が行われた後、専門の企業に、含有率の調査を依頼したのですが、その正式な結果が、9月30日の金曜日に出たのを受けて、3日の月曜日から内部の検討を進め、5日中に、翌日から使用停止にすることを、武道館を利用している団体に知らせたというのです。

 また、通知をしたすぐ翌日から、利用を差し止めることには、内部でも議論があったものの、利用者の安全を重視したという説明もついていました。

 ちょっと待てよと、報告を聞くやいなや言ったのですが、そもそも、9月の初めに専門の業者に依頼をしたのなら、その結果、使用停止になる可能性も、十分に考えられるわけですから、なぜその時点で、利用している団体に、「もしかしたら、10月以降、利用出来なくなるかもしれません」と、ひと言事前の連絡をしておかなかったのかというのが第一点です。

 もっと噴飯ものなのは、「利用者の安全を第一に、すぐ翌日から利用停止の措置をとった」との説明で、9月30日の金曜日に、調査結果を受け取りながら、土曜日と日曜日は、当たり前のように休みをとって、月曜日から検討を始めたなどという意識の職員に、利用者の安全の重視を、口にする資格があると思うのかとも言ってやりました。

 アスベストが見つかった時点で、次に何が起きるかを考えて、そのための段取りをしていくという想像力が、あまりにも欠けていると、久し振りに怒りまくってしまいました。

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コメント

この知事の発言は全ての人が心に留めておくことだと思います。
皆、想像力が足りない。
「想像力」は「22世紀はこうなる」とか夢話にのみ使うものではありません。
日頃の、人に対しての思い遣りからはじまることです。
そして、想像力にはルールや規制はありません。そこから生まれた発想を実現するには労力が必要なこともあります。
しかし、その労力を厭わずに実現させてこそ、その想像力は活かせるのです。

民間の仕事はそういうことからビジネスチャンスを発見し、生み出しています。

官公庁など公の仕事であればあるほど、本当は必要なものです。
休みを犠牲にしろ、というつもりはありませんが、官公庁に勤める方は「まぁいいか」と思わずに、臨機応変に頑張ってください。
ソフト面の充実はそこにかかっていると思います。

投稿: きあい | 2005/10/25 17:20

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