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2007/01/22

笑う能力(1月20日)

 20日夜、県内の臨床検査技師会の、新年の会に出席しましたが、会の冒頭に、会員の一人が朗読をした詩が印象に残りました。

 それは、茨木のり子さんの「笑う能力」という詩ですが、「先生お元気ですか、我が家の姉もそろそろ色づいてまいりました」という書き出しからして、なかなかユニークです。

 よその家の「姉」さんが色づいたとしても、俺の知ったことか思った手紙の受け手が、「柿」の字の書き間違いと気づくのに、何秒くらいかかったことかというのが、一節目の落ちですが、同様の小話タッチの詩が続きます。

 良いなあと思ったのは、終わり近くの一節で、深夜に一人で声をたてて笑うと、われながら鬼気迫るものがあるけれど、そんな時に、もう一人の私が耳もとで囁くという話の流れです。

 囁きの内容は、「よろしい、お前にはまだ笑う能力が残っている。乏しい能力のひとつとして、いまわのきわまで保つように」というもので、その囁きを受けて筆者が、「はィ、出来ますれば」と答えます。

 良いなあと感じたのは、いまわのきわまで笑う力を保つという考え方で、少しでも、それに近づければなあと思いました。

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コメント

笑う能力・・・思わず笑ってしまいました。そしてこのような感性をいつまでも持っている人に、私も小さな声で『はい』と答えます。

それこそ品格を感じます・・・

投稿: 容子 | 2007/01/26 01:01

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