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2007/01/16

福のつく話(1月6日)

 6日午後、ある文化団体の新年の集いで、会長を務めるお年寄りの女性が、結構ためになる小話を紹介してくれました。

 この会では、毎年この会長さんが、小話を紹介するのが慣わしになっているのですが、この日も、いくつかの小話が披露されました。

 そのうちの一つに、なるほどと思う話があったのですが、それは、ある商家でのお正月の出来事が話のネタで、店の旦那さんが神棚を見上げると、何と神棚に雑巾が乗っているではありませんか。

 すぐに女中さんを呼んで問いただすと、私が置き忘れましたと言うものですから、それを聞いた旦那さんは、「正月早々、神棚に雑巾を置いたままにするとは何事か。そんなことでは、暇をとってもらわないといけない」と、大層なご立腹です。

 ところが、それを聞いて駆けつけた番頭さんが、旦那さん、そんなに怒ってはいけませんとなだめます。

 だって、雑巾は前を拭き後ろを拭き、右を拭き左を拭く、つまり四方八方を拭くものですから、四方八方の福を取る、とても縁起の良いものなんです。

 というのが番頭さんの解説で、そう言うなり、神棚から雑巾を取った番頭さんは、やおらその雑巾で、旦那さんの頬を拭きました。

 「旦那さん、これで一年の福が付きましたよ」と微笑みかける番頭さんに、すっかり気を良くしたご主人は、ご機嫌の様子だったという小話でした。

 昔から使われる話なのでしょうが、これもまた、物事をマイナスに考えない、ポジティブ思考の一つだなと、感心をしながら聞きました。

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コメント

だいちゃんぜよさま

この小話、受けての心次第でいい話でもあり、また人を食った話でもあるようで・・・味わいのあるお話ですね。

このブログを見ていると、だいちゃんにとってこの部屋は激務から開放される隠れ部屋のような存在ではないかと思います。

普段は県政の舵取りで色々大変な知事さんは、ここではそれらを脱ぎ捨てて一人の「だいしゃん」に戻れる小部屋のようですね・・

私のその趣旨に沿ってコメントを入れて行きたいと思いますので、宜しくお願いいたします。

投稿: 容子 | 2007/01/17 18:42

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