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2007/02/26

やはり奇跡だったのか(2月20日)

 20日夜、県内の漁業関係者と、食事をする機会がありましたので、先日宮崎県の沖合いで、フェリーと衝突して沈没した漁船の乗組員が、3日後に救助された事故について、感想を尋ねてみました。

 この方は、船の大きさこそ違え、宮崎で事故にあった船と同じく、マグロ漁船の船長ですので、あの事故の感想を尋ねてみました。

 すると、まず、宮崎の漁船くらい小さいと、船体が波間に隠れてしまって、レーダーには映らなくなるとの答えが返ってきました。

 その上、ぶつかったフェリーの大きさを考えると、あの漁船と衝突をしても、波を切ったの同じ程度の衝撃しかないため、漁船とぶつかったことは、フェリーの側にはわからなかっただろうと言います。

 こうしたことから、あれくらい小さな船だと、夜間に何が起こるかわからないため、眠れないくらい恐い思いをするという話もありました。

 一方、漁船に乗っていた、3人の命を救った救命ボートは、少し強い横風にあおられると、180度逆さになって、円錐形の屋根を海中に沈めてしまうため、こうなると、なかなかもとには戻らなくなるのだそうです。

 ですから、事故が起きてから3日間、漂流をしている間に、救命ボートがひっくり返らずにいたのは、奇跡に近いというのが、この船頭さんの意見でした。

 そこには、漁船の船長さんの、冷静な判断や強い意志など、様々な好条件も重なったのでしょうが、その話を聞きながら、あらためて、奇跡的な3日間だったのだろうなと感じました。

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コメント

 本当に奇蹟であると思います。

 どちらの船も航行時には見張りを立てないといけないことになっています。夜間の見張りは辛く、交代要員がつい油断して遅れたことがあるかもしれません。

 とくに夜間は怖いものです。以前浦戸湾を夜、ヨットで航行したことがありますが、貨物船など1万トンクラスの船は巨大です。見上げるほどの大きさ。

 それが意外に早いスピードで航行しています。航光燈はつけていますが、距離感をつかむのが難しいです。ましてレーダーにも映らないほどであれば尚更ですね。
 最終的には海難審判庁の判断でしょうが。

 また漂流いかだは安定性が悪く、もろに波の影響を受けるので船酔いも大変であったと思います。ですので発見されて救助されたのは奇蹟でした。

 あと1日遅かったら発達した低気圧の影響もあり、救助は難しかったからです。

投稿: 西村健一 | 2007/02/26 17:33

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