こんな人も帰ってくる(1月31日)
31日午後、31年間、アメリカの大学で体操部の監督を務めた後、去年、ふるさとの高知に里帰りをしたという方とお目にかかりました。
この方は、高校時代から器械体操を始めて、日本体育大学では、塚原跳びの塚原選手の1年先輩として、レギュラーとしても活躍しました。
卒業後はアメリカに渡って、大学院で修士号を取った後、スタンフォード大学の体操部の監督に就任しました。
それから、去年退職するまでの31年間を、スタンフォード大学の体操部の監督として過ごしましたが、バスケットやアメリカン・フットボールといったメジャーなスポーツに押されて、この間に、全米の大学の体操部の数は、100台から30台へと激減したと言います。
さらに、男女平等の考え方から、大学の運動部の部員も、男女の比率を、ほぼ同数にしないといけないというルールが出来たことから、男子の体操部は、予算的にも悲哀を強いられてきました。
しかし、そうした中で、2度にわたって、オリンピックの代表選手を育てることが出来ましたし、アトランタ大会では教え子が、平行棒の銀メダリストになりました。
また、ゴルフ部のサポートもしていたことから、大学2年生までスタンフォードに在籍していた、タイガー・ウッズとも、何度も話を交わしたことがあるそうです。
タイガーに関しては、とにかく負けず嫌いで、宿舎で卓球をする時にも、相手に負けまいと、必至にラケットを振るっていたという、エピソードを紹介してくれました。
そんな、輝かしい経歴の持ち主ですが、高知で一人暮らしをしているお母様が、お年を召したこともあって、ご自身も60歳を迎えるのを機会に去年、30年余り住みなれたアメリカから、ふるさとの高知に里帰りをしました。
とは言え、まだまだやる気満々ですので、自ら開発をした、お年寄りの転倒防止のための体操を、地元の自治体にも持ち込むのですが、なかなか理解してもらえないといった悩みもあるようでした。
団塊の世代の大量退職が、いよいよ今年から本格化しますが、国の内外を問わず、様々な分野で活躍をした方が、ふるさとに戻ってくる可能性を実感するとともに、こうした人材を活かさない手はないと、あらためて思いました。
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コメント
それは頼もしいサポーターですね。県の保健環境部長になっていただきたいですね。
先日夕張市民病院の再建の話をテレビでしていました。院長の方針は「予防医学」を進めていくことでした。転倒予防もその一つ。
そのことを実行することで医療費や介護費用が少なくなって来ていると言います。高齢者先進県である高知県では是非全県的に実行すべきです。
高知市が推進している介護予防体操である「活き活き100歳体操」。81歳になる母は2年前から毎週金曜日の午後1時半から開催されるはりまや橋商店街での体操へ通っています。
おかげで「足が丈夫になり、元気になった」と喜んでいます。同世代の知人は寝込んだり、介護状態の人も多いのに良い事です。
結果として元気な高齢者が増えることは高知県にとっても大きなプラスです。
投稿 西村健一 | 2007/02/11 18:27