土佐林間会議(2月13日)
13日夜、高知県が進めている「協働の森」に、協賛をいただいている企業の会長から、高知の山村を会場に、協賛する企業のトップが、語りあう場を作ってはどうかとの提案を受けました。
この「協働の森」事業は、おととし2月に、京都議定書が発効したのをきっかけにスタートした企画で、二酸化炭素を吸収することで、地球の温暖化を防止する効果を持つ森林の整備を、環境問題に関心の高い企業に、お手伝いいただこうというものです。
最初のうちこそ、「なぜ、高知県に協力をしないといけないのか」といった、率直な反応の壁に悩まされましたが、全国に先駆けて森林環境税を導入したことなど、この問題に対する高知県の、パイオニア的な活動を説明してきた結果、これまでに、11の企業や団体と、協定を結ぶことが出来ました。
協定をした企業や団体の内訳は、大手商社を皮切りに、航空、ビール、金融、電力、たばこ、石油、自動車関連、生協など、多岐にわたっていますが、この夜は、このうちの1社で、自動車関連の部品などを製造する、大手メーカーの会長と、会食をする機会を持てました。
この方は、協定を結んでいただいた森林のある、中山間の町で、農家民宿に泊まられたり、社員の子弟のサマースクールを、この町で開かれたりと、この地域に、すっかり溶け込んで下さっていますが、本業の一分野でもある冷暖房の器材を、この地域の間伐材で作ったペレットを燃料に動かそう、というプロジェクトも進めて下さっています。
この夜は、これまでのご協力に、感謝の思いを伝えるとともに、協賛の企業と団体もふえたので、県や市町村も入った、「協働の森」のパートナー会議を、立ち上げてみたいと持ちかけてみました。
すると、この話にも、大変乗り気になっていただいて、「それなら、早めに日取りを決めて、それぞれの企業のトップに、奥さんづれで高知に来てもらおう」と、逆に提案を受けました。
「みんなにも、農家民宿に泊まってもらって、自然の中で議論をすれば、また良いアイディアが浮かぶ」と、お話は次々とふくらんで、聞いているだけで、わくわくした思いになりました。
「協働の森」の事業に協賛をいただいた、企業や団体のトップが、高知の山間に集って、森林や環境をめぐる議論をするだけでも、大きな情報発信になると期待されますが、こうした会議を、毎年積み重ねることが出来れば、計り知れない力になるのではと思いました。
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