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2007年3月

2007/03/22

テンペストの恐ろしさ(3月14日)

 14日夜、大手企業の技術者の方から、音声の盗聴と同じように、少し離れた所から、他人のパソコンの画面を盗み見ることができるという、ちょっと怖くなるような話を聞きました。

 これは、パソコンから出ている電磁波を拾って、その信号を、別のパソコンの画面に再生するという技術で、コードネームで、「テンペスト」と呼ばれています。

 と言うと、何やら難しそうな技術に思えますが、実際には盗聴と同様、秋葉原の電気店で売っている部品を揃えれば、ある程度の知識のある人には、組み立てが可能だと言います。

 しかも、10メートルくらいの範囲なら、他人のパソコンから出ている電磁波を、捉えることが出来るそうですので、ホテルの室内にセッティングをすれば、隣の部屋で使われているパソコンの画面を、盗み見れることになります。

 相当怖い話だと思いながら、外務省や防衛省は、こんな技術があることを知っているのだろうかと、心配になりました。

 もちろん、こうした盗み見を防ぐために、ノイズを出したりシールドを張ったりする技術も、すでに出来ているそうですので、そのうち、部屋の天井や壁に、防御用のシールドを張っていることを、売りものにするホテルが出てくるのかもしれません。

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2007/03/20

ここでもハインリッヒの法則が(3月13日)

 13日午前、大阪発高知行きの飛行機が、前の車輪が出ないまま、高知龍馬空港で、胴体着陸をするという事故がありましたが、これまでにも、何度もトラブルを繰り返している機体だけに、あらためて、ハインリッヒの法則を思い起こしました。

 ハインリッヒの法則というのは、大きな事故の背後では、29の小さな事故が起きている、またその背後には300件の、「ひやり」としたり「はっ」としたりする出来事が、隠されているというものです。

 かつて、東京の六本木ヒルズで、男の子が回転ドアに挟まれて死亡する事故が起きた時には、過去に、同じ回転ドアで、30件あまりの小さな事故が起きていたことがわかって、この法則が、ピタリと当てはまった事例だと話題になりました。

 これに照らして言えば、この日胴体着陸事故を起こした、カナダのボンバルディア社製の飛行機は、これまで、大阪・高知間だけでも、機材の不良による欠航や、ダイヤの大幅な遅れを繰り返していますし、全国的には、70件を超えるトラブルを起こしています。

 このため、高知県ではこれまでにも、このままでは大きな事故につながりかねないと、運航している航空会社に、再三にわたって改善を求めてきました。

 それだけに、この日の胴体着陸を見て、案の定大きな事故が起きたかというのが、おおかたの県民の受けとめ方です。

 今回の胴体着陸が、ハインリッヒの法則で言うところの、最後に起きる1件の大きな事故なのか、それとも、大きな事故の背後にある、29件の小さな事故の一つなのかはよくわかりません。

 しかし、この機種による胴体着陸が、世界では、すでに数件起きていると聞きますと、大きな事故の前ぶれになる、小さな事故の一つにあたると考えざるを得ません。

 となると、このままでは今後、さらに重大な事故が起きる可能性が強くなるわけですので、まずは、日常の「ひやり」と「はっと」のトラブルを、徹底してなくすことに、真剣に取り組んでほしいものです。

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2007/03/19

思わぬ効用(3月12日)

 12日午後、県西部の黒潮町で、パソコンを使ってお家の中で仕事をする、テレワーカーの方々と意見交換をしました。

 高知県では、地域情報化の取り組みの一つとして、パソコンを活用して、小さな事務所や自宅で仕事をする、いわゆるSOHO(ソーホー)の人材育成を手がけました。

 そうした人材が活動をする、モデル的な地域の一つが黒潮町で、町内には、40人を超えるテレワーカーが育っていますし、その中の15人は、町議会の議事録のテープ起こしを担当しています。

 この日は、4人のテレワーカーの女性と、意見交換をしましたが、町議会の議事録を起こすようになってから、町政や議会の動きに、関心を持つようになったと言います。

 その一つは、例えば、黒潮町内で計画されている国道のバイパス整備のように、町で進められている、様々な事業に関わることです。

 また、もう一つは、自分の地域から出ている町議会議員が、こんな質問の仕方をするのかと驚いたといった、議会内でのやり取りなどに関わることで、4人が4人、もっと町の政治や議会のことに、関心を持たないといけないと思うようになったそうです。

 現在県では、県庁の事務のアウトソーシングを進めながら、その仕事を、地域のテレワーカーに受けてもらおうという、仕組みづくりを進めていますが、その狙いは、県庁の仕事の仕方を変えることや、地域に仕事の場を作ることなど幾つかあります。

 そうした中で、テレワークを通じて、地域の行政や議会への関心が高まるとは、従来予期していなかっただけに、こんな効用もあるのだと、新発見をした思いでした。

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あのリンゴの木は今(3月11日)

 11日午後、昨年亡くなった、県出身の経済人を偲ぶ会が、高知市内のホテルで開かれました。

 この方は、長年、自動車関連の企業の社長や会長を歴任されましたが、3年前までは、10年間にわたって、関東高知県人会の会長も務められました。

 こうしたことから、県内への企業誘致や、県出身の学生を対象にした寮の面倒など、県としても、ひとかたならぬお世話になりましたので、高知でも、お別れの会が開かれることになりました。

 その席で僕も、お別れの言葉を述べることになったのですが、その中で触れた思い出の一つが、ベルギーで植えたリンゴの木でした。

 というのも、10年余り前に、この方の会社が、北欧の自動車メーカーとの合弁で、トラックの車体を作る工場を、ベルギーに立ち上げたのですが、その際、是非にとお誘いがあって、ベルギーにご一緒したことがあるからです。

 その時に、工場の敷地内に記念植樹をしたのが、小さなリンゴの苗木でした。

 何年かたった後、一度だけこの方から、リンゴの木が大きく育っていると聞いたことがありますが、その後は、リンゴの行く末を尋ねることもありませんでした。

 この日、お別れの場に立って、あの時のことを思い出しながら、いつの日か、もう一度工場を訪ねて、あのリンゴの木がどうなったかを確かめてみたいと、祭壇の写真に語りかけました。

 もしも実がなっているのなら、かじってみたいものだと思います。

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2007/03/13

アイスクリームと折り紙(3月10日)

 10日午後、県内の二つの児童養護施設を訪問しましたが、子供たちの表情の明るさに、救われる思いがしました。

 最初に訪ねた施設には、幼児から高校生まで、50人ほどの子供たちが暮らしていますが、その中で、大阪の専門学校への進学が決まっている彼は、10数年ぶりの再会だといいます。

 それは、15年前に知事になって、間もない頃からのことですが、毎年8月に、高知市の鏡川で花火大会が開かれる日に、施設の子供たちを知事公邸に招いていました。

 その中の一人に、まだ10才に満たなかった彼がいたというわけですが、その時の彼の思い出は、アイスクリームを食べたことでした。

 その彼がドラムを叩いて、三人の仲間が歌を聞かせてくれましたが、「ひとりぼっちじゃない」というフレーズの出てくる歌声が、元気をくれますし、世代を超えた子供たちの支えあいが、暖かさを感じさせてくれます。

 この日はもう一つ、同じ世代の子供たちが暮らす、施設を訪問しましたが、こちらは、東京オリンピックの年に建てられたという古い建物で、まもなく建て替えが始まることになっています。

 こちらでは、ひと通りの儀式をすませた後、女の子たちと折り紙をして遊びました。

 僕は、少し折り紙が出来ますので、他の人の作らないような花や、パクパク烏といった名前のつく、動く折り紙を作って、子供たちに喜んでもらいました。

 その時感心したことは、子供たちに集中力があることで、自分勝手なことを始める子がいません。

 もちろん、心の中には、寂しさや辛さを抱えた子供たちばかりだと思うのですが、それを感じさせない元気さに、逆に励まされました。

 戦後、戦災孤児を受け入れるためにできた施設が、今では、虐待やネグレクトなど、社会の問題を映す鏡になっていますが、それだけに、その中で、子供たちの明るさの糧になっている職員の皆さんの努力に、頭の下がる思いがしました。


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逃げると追われる(3月9日)

 9日午後、長らく用地買収の仕事に携わっていた方から、その心得をうかがいました。

 教わった心得の第一は、買収の対象になる土地の所有者の話を、合いの手を挟まずに、時間をかけてしっかりと聞くこと。

 第二に、それに対してきちんと説明をした上で、もう一度、それに対する意見を、もう一度黙って聞いて差し上げること。
 
 第三に、出来ないことは「出来ません」と言える、ほんのちょっとした勇気を持つことで、「検討してみます」とか「出来るだけ努力してみます」と言えば、その時点で相手の方は、出来るものと期待をしてしまうため、話が進まなくなると言います。

 要するに、決して逃げずに、正面から向き合うことが大切とのことで、「逃げれば追われる」という忠告は、すべての仕事に当てはまる気がしました。

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一般質問と予算委員会(3月5日~8日)

 5日~8日までの4日間は、午前中から夕方まで終日、本会議での一般質問と、予算委員会での質問戦が行われましたので、ブログはお休みにします。

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負け数合戦(3月4日)

  4日夜、高知に親睦旅行に来られた、大阪の府議会議員の後援会に、歓迎のご挨拶に出かけましたが、壇上に並んだお二人の、落選自慢をほほえましく聞きました。

 この方は、大阪の府議会議員では、唯一人の高知県出身者で、大阪の県人会の集まりなどで、何度かお目にかかったご縁ですが、今期を限りに引退をされるため、後援会の最後の親睦旅行の地に、高知を選んで下さいました。

 このため、夜の懇親会を前に、後援会の皆様にご挨拶にうかがったのですが、壇上には、当の府議と僕のほかに、府議と同じく旧社会党の所属だった、大阪選出の元の代議士さんが並んでいました。

 挨拶に立ったご当人は、大阪市内の選挙区で、3回連続落選をした後、4回目には1万票以上の得票をしながら、何とわずか1票差で敗れるという、めったにない悔しい体験をしたことがあります。

 そこで、その後さらに一念発起をして、その次の選挙から今期まで、6期連続の当選を果たした経験を、挨拶の中で紹介されました。

 ところが、続いて挨拶に立った元代議士は、さらに一枚上手で、代議士をやめた後、大阪府内の大きな市の市長選挙に出たのですが、それを合わせた選挙での生涯成績は、4勝5敗だったと言います。

 というわけで、元代議士さんが府議さんの方を見ながら、負けた選挙の回数では私の方が上だと、負け自慢をされたのですが、それが、とてもほほえましく感じられました。

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節句働き(3月3日)

 3日午後、高知市の商店街の中で開かれた、「コスケ」と名づけられた、子供たちの運動能力を試す競技会に、飛び入りのゲストとして参加しました。

 この日は、桃の節句でしたので、午前中わが家を訪ねて下さったご婦人から、昔の年中行事の話をうかがうと、以前は、桃の節句の夜に子供たちが、「貝釣っとうせ」と言いながらご近所の家をまわって、ひし餅などをもらう習慣があったと言います。

 ただ、この風習は、「子供たちが、物乞いをするようでよくない」という教育的配慮から、70代のこの方が小学生の頃に、姿を消したと言います。

 そんなお話を聞きながら、こうした地方独自の風習だけでなく、お彼岸、七夕、七五三、冬至のゆず風呂等など、子供たちと年中行事との縁が、次第に薄らいできたことを改めて感じたのですが、子供たちとの縁が遠のいたのは、なにも伝統的な慣わしだけではありません。

 その一つが運動能力で、日頃、友達と外で遊ぶことが少なくなったため、その力が弱くなっています。

 このため、高知には、子供たちに運動能力をつけるお手伝いをしようと、「体育の家庭教師」をしている人がいますが、この人が、週末の土曜と日曜に、商店街の中にある広場を使って、子供たちの運動能力を試す、コンテストを開きました。

 テレビ番組の「サスケ」にならって、子供たちのサスケ、略して「コスケ」と題した競技会です。

 以前、僕のラジオ番組に出演してもらった縁で、会場をのぞきにいったのですが、早速、飛び入りで参加しないかと誘われました。

 ところが、種目はといえばロープのぼりで、日頃まったくといっていいくらい運動をしていない身にとっては、あまりにきつそうなトライアルです。

 かといって、ここで弱味は見せられないと、意を決してロープの下に立ってみると、これが結構な高さなのです。

 もともと懸垂にも自信はありませんし、ウェイトもオーバー気味と、好条件は何もありませんでしたが、靴下を脱いで体制を整えると、ままよとばかりにロープに飛びつきました。

 手の力だけでなく、足の応援も得ながら、どうにか上までは到達できたのですが、本当に大変なのはここからでした。

 というのも、ロープを吊るしたバーについたボタンを押して、はじめて時計が止まるのですが、もう押せると思って右手をはずすと、左手だけでは体の重みを保ちきれなくなるため、ボタンに手が届かなくなるからです。

 この失敗を2度繰り返しましたから、もうだめかとあきらめかけましたが、もう一度と、両足でロープを挟むと、渾身の力をふり絞って、今度は利き腕の左手を伸ばしました。

 すると、3度目の正直で、めでたくボタンを押すことができましたが、タイムは28秒余りと、子供たちと比べれば、かなり下位のランキングでした。

 しかも、後になって足元を見ると、ロープを挟んでいたくるぶし周辺の肌が、真っ赤に擦りむけていて、痛々しい状態になっていました。

 「なまけ者の節句働き」という言葉がありますが、日頃、運動らしい運動をしていないものが、節句働きよろしく急に体を動かしても、ろくな事はないなと反省をしながら、名誉の負傷を眺めていました。


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県議会本会議での代表質問(3月1日~2日)

 1日と2日の2日間は、県議会の本会議で、午前中から夕方までの終日、各会派の代表質問が行われましたので、ブログはお休みします。

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清く正しく美しく(2月28日)

  28日午前、県内の教育関係者と、性教育のあり方などについて意見交換をしました。

 そのきっかけは、未成年者の間にも、性感染症の症例がふえている現状に、どう対応するかを考えたことですが、それ以前に高知県では、未成年者の人工妊娠中絶の比率が、全国的に見ても高いという問題があります。

 このため、以前にもプロジェクトを立ち上げて、対応策を検討したことがあったのですが、この問題に関しては、保護者を含めた学校の関係者と、望まれない妊娠や、性感染症という現実に直面した少女の、相談相手になる立場の人との間に、考え方や受けとめ方をめぐって大きな溝があります。

 というのも、そうした少女たちと、直接関わっている方は、少女たちにも責任のいったんはあるにせよ、男女の関係を考えれば、女の子はあくまでも受身で、やはり男の子の責任が重いとの立場から、早い段階から、妊娠や性感染症を避けるための、不妊の手段を教えるべきだと言われます。

 ところが、保護者や学校の関係者の間には、そうしたこととは関係のない多くの生徒に、あまりに即物的な教え方をするよりも、選ぶ力をつけさせることが先決だという考え方が圧倒的です。

 このため、自分の視点から見た時、性教育の内容には、依然として保守的な傾向が強く残されています。

 この日、性教育にも造詣の深い、県内の教育関係者と話をしましたが、各種の壁の高さを、再確認するのがようやっとでした。

 しかし、わが国は、先進国では唯一、HIVの感染者が増え続けている国ですし、女の子の側の弱さが一因とはいえ、祝福されない妊娠で、心と体に傷をうけるのは一方的に女性ですので、何か思い切った手立てがないと、彼女たちを守ってやることが出来ないのではという思いは、拭いきれませんでした。

 多くの保護者からの批判や、この分野での教師の指導力不足など、壁が高いことはよくわかりますが、社会環境がここまで大きく変わっている中で、「清く正しく美しく」の精神だけで、子供たちを守っていけるものかどうか、双方の立場をうずめるための、本格的な議論が望まれると思いました。

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強さの共通点(2月27日)

  27日朝、連日のように流れている、宮崎県の東国原知事に関する報道を見ていて、ふと、リーダーの強さの共通点に思いあたりました。

 答えは簡単で、奥さんがいないことが、強さの秘密ではないかと思いついたのです。

 と言いますのも、ここ数年異彩を放った、政治の分野のリーダーを振り返ってみますと、小泉前総理、長野県の田中前知事、そして東国原知事と、いずれも独身の方ばかりだからです。

 では、なぜ独身者は、独特の強さを持てるのかといえば、まず休日などの使い方で、妻や家族に気を使う必要がありませんから、時間の使い方を全面的に、仕事中心に割り振ることが出来ます。

 また、ここからは、妻帯者である自分には、少し言いにくいことですので、あくまでも一般論としてですが、人前でも、妻の目を気にしないで振舞えるということは、活動を伸びやかにさせる面があります。

 といったことで、一人身であることが、ユニークなリーダーたちの力の源泉ではないかと、勝手に思いをめぐらせました。

 とはいえ、一人身がリーダーの強みにつながっているのか、それとも、そうしたユニークな強さを持った男が、結婚生活になじまないのか、その因果関係まではわかりませんが。

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高知を去るにあたって(2月26日)

  26日午後、転勤や転職で高知を離れることになった、2人のマスコミの方からご挨拶を受けました。

 このうちのお一人は、県内の民放の記者として、県政を担当していた女性ですが、NHKの中途採用の試験で、1700人に4人という難関を突破して、NHK記者への転進が決まりました。

 中でも女性の採用は、全国で1人ということですので、快挙と言ってもいい出来事です。

 また、仕事の上で接したことのある人としては、学生時代に、知事のそばでのインターンシップに参加してくれた、高知大学の学生以来2人目の、NHK記者の誕生ですので、知事として関わりのあった人が、自らの「後輩」になることに、何がしかの嬉しさも感じました。

 現役の記者という忙しい日々の中で、東京と大阪で行われた4回の試験に参加できたのも、運がいいと言えばそれまでですが、土佐の女性らしい芯の強さが、試験官にも伝わったのでしょう。

 NHKの記者としての初任地は、九州の放送局ということですが、顔なじみの県議さんからは、少子化の戦犯だと言われたと笑っていました。

 一方、東京に転勤になった全国紙の記者には、高知を去るにあたって、高知への助言はないかと尋ねてみました。

 すると、返ってきたのは、足の引っ張り合いをやめてはどうかという提言でした。

 この人の見方では、地域で頑張る人の活動を、評論家的に見たり、腐したりする傾向が強すぎるとのことで、地域のおかれている状況から考えて、そんなことをしている場合ではないのにと、改めて忠告を受けました。

 仕事で県外から来られた人は、ほぼ全員が指摘される問題点ですが、未だに、それでよしとする風潮があるのは困ったものです。

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欲を捨て切れない(2月25日)

 25日午後、高知市営球場で行われた、プロ野球の阪神とオリックスとのオープン戦で、始球式をしましたが、格好よく見せたいという欲が捨てられずに、肩に力が入ってしまいました。

 この日は、去年のオープン戦に続いて、市長さんがキャッチャー、僕がピッチャーというバッテリーで、始球式に臨みました。

 本番前に、市長さんを相手に、ベンチの横で10球ほど投げてみた時には、結構コントロールもよくて、気持ちよく投げられました。

 ところが、いざ本番となってマウンドに上がると、満員のお客さんの前で、格好いいところを見せたいという欲のためか、肩に力が入って、球は大きくそれてしまいました。

 去年は甲子園のナイターで、数万人の観衆を前に始球式をしましたので、始球式にも慣れてきたかと慢心をしていましたが、やはり一発勝負は難しいと思い知らされました。

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灯りがまぶしすぎる(2月24日)

  24日、青年海外協力隊でアフリカに行っていた、県内出身の2人の元団員と、話をする機会がありましたが、東京に戻った時、灯りがまぶしく感じられたという表現が、とても印象に残りました。

 お2人は、それぞれ、理学療法士と小学校の教員として、アフリカ東部の、エチオピアとタンザニアに滞在していましたが、この日、知人の紹介でお会いする機会が持てました。

 お聞きすると、エチオピアでは、7000万人あまりの人口に対して、理学療法士が、全国に8人しかいないとか、タンザニアの小学校で体育を担当したものの、体操服はもちろん、ボールなどもほとんど揃っていなかったなど、苦労はいくつもあったようですが、話は生き生きとしていて頼もしく感じられました。

 その中で、そうだろうなと思ったのは、2年間の仕事を終えて、事後研修のために、東京に着いた時の印象で、「夜の灯りがまぶしすぎた」と言うのです。

 と言っても、2人が駐在した所は、人口が20万人ほどある市ですので、現地に電気が全くなかったわけではありませんが、東京の夜がまぶしすぎるという表現は、こうした経験をした人でないと言えない、素敵な言いまわしに感じられました。

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お墨付きの言葉(2月23日)

 23日午前、県内の建設業界の団体との、意見交換会に出席しましたが、相手側の書類の中にあった「お墨付き」の言葉を、面はゆく受けとめました。

 この意見交換の会は、毎年一回開かれていますが、業界の側からの要望や提案を受けて、県が答えるという形です。

 今年は、官製談合が社会問題になった後だけに、入札制度のあり方が、大きな項目にあげられていましたが、業界側が用意した書類を見ていて、思わず面はゆく感じることがありました。

 それは、一般競争入札に関わるくだりで、「不正が蔓延している自治体ならともかく、知事が関与する不正は皆無である本県が」と書いてあったのです。

 文脈はそこから、だから、価格さえ安ければいいという入札方式に走るべきではない、との主張につながるのですが、業界の団体から、ここまではっきりした「お墨付き」をいただこうとは、思っていませんでしたので、背中がムズッとくる感じでした。

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