成功の鍵はマーケット・イン(3月22日)
22日午後、県産品のブランド化に取り組む、事業報告会に出席しました。
この報告会は、食品や飲料などを中心に、県内で作られる製品のブランド化を進めるために、毎年開かれていますが、今年のテーマは、「マーケット・イン」でした。
「マーケット・イン」というのは、作り手の側の都合や思い込みで、商品を提供するのではなく、マーケットの、つまりは消費者の必要に応じた、製品やサービスを提供しようという考え方で、当たり前といえば当たり前のことですが、それでいて、地方の物づくりには、最も欠けていることの一つでもあります。
この日も、うなぎをパックにして売り出した経験のある女性が、消費者から、「糖尿病なのだが、この商品は何カロリーですか」とか、「タレではなくて塩で食べたらおいしかった」といった、問い合わせをもらったことが、次の商品づくりの、参考になったという話を紹介されていました。
また、まとまった量のそろわない農産物や、規格外の農産物を販売する店の責任者は、「始めのうちは、午後になると何もなくなるとか、逆に、余ったものが一杯残るという状態が続いたが、売り場を見て売り切れたものがあれば、メールで配信して届けてもらうという仕組みを作ったら、出荷数も伸びたし、消費者からも、あてになる店という評価をもらえるようになった」との、経験談を語っていました。
この他にも、「こんないい物、おいしい物」と、独りよがりになっても売れないとか、「生産者も、買った人の声にもっと関心を持って」といった意見が相次ぎましたが、こうしたもっともなご意見を、どれだけ自分のものに出来るかも、これからの、地域の成功の鍵の一つです。
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