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2007/04/02

高知競馬場にて(3月21日)

 21日午後、高知競馬場で行われた、高知競馬では一番のビッグレース、「黒船賞」の表彰式に出席しました。

 地方競馬は、いずこも同じ状況ですが、高知競馬も収益の減少で、経営は大変厳しくなっています。

 このため、今年で10回目を迎える、高知競馬では最大のレース「黒船賞」も、その開催が危ぶまれる状況した。

 そこで、開催のために必要な資金の寄付を仰いだところ、県内外の競馬ファンや、競馬場で働く人たち、さらには、その仲間の皆さんなど、数多くの方々の応援をいただいて、この日無事、第10回の「黒船賞」が開催されました。

 おかげさまで、売り上げもまずまずでしたので、関係者も、ひとまず胸をなでおろしたのですが、表彰式に出席した後久しぶりに、競馬場の中をまわってみました。

 ラーメン屋さんや食堂など、お店が軒を並べる中を歩くと、みんな穏やかな顔で話をしてくれます。

 中には、僕の知り合いの男性の名前を出して、「彼が子供の頃には、家が近くだったの。西森のおばちゃんって言ってくれればわかるから」と、声をかけてくれる女性もいました。

 そのうち、喉が渇いたので、アイスクリンを食べようと、売り子のおばちゃんに、「バニラを3つちょうだい」と、声をかけた時のことです。

 「お金はいらないから食べてって」と、コーンにアイスクリンを盛りながら、おばちゃんが、「ご無沙汰してます、○○です、わかるでしょ。あの時は、家まできてもらって」と言われます。

 すぐに、数年前に事故で亡くなった、若い警察官のお母さんとわかりました。

 赤ちゃんが生まれたばかりの時のことで、警察の対応にも思いを持つ遺族のもとを訪ねて、お悔やみをしたことが思い出されます。

 「あれから、何年になりますか」
 「7年です。あの赤ん坊が、もう小学生ですもの。でも、孫がいてくれるから、こうして頑張れます」

 アイスクリンを盛ってもらう間の、ほんの2~3分の会話でしたが、あの時のご家族の様子が、鮮明に頭によみがえりました。

 競馬場という、狭い敷地の中でも、様々な人の出会いがあるものです。 

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