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2007/06/13

3万から30まで(6月6日)

 6日午後、東京の霞ヶ関で、国への要望活動をする中で、最近のお魚事情を聞きました。

 霞ヶ関で魚の話といえば、お察しの通り、相手は水産庁の幹部ですが、この方は、最近までIWCで、捕鯨の再開を求める活動をしてきたばかりとあって、県からの要望が一段落すると、捕鯨をめぐる話題を切り出してこられます。

 その矛先は、捕鯨に反対する欧米の国々に向けられて、鯨の頭数が増えたといった資料はないと言いながら、日本が資料を出しても、それには見向きもしないと、不満やる方ない様子です。

 さらに、オーストラリアやニュージーランドは、資源管理が出来るからといって、マグロを捕り続けているのに、話が鯨となると、資源管理の話には一切耳を傾けないと、大変なお冠でした。

 やがて話題は、マグロのことから日本の食卓へと移りましたが、この方の話では、世界には3万種類の魚が、また日本の近海には、3千種類の魚がいるそうです。

 ところが、東京の築地の魚市場に出まわる魚となると、その数は300種類に、さらに、ご近所のスーパーマーケットに並ぶ魚は、30種類へと激減すると言います。

 それだけ、日本の消費者は、流通の側の都合によって、食卓の選択肢を狭められている、というのが話の趣旨でしたが、そんなところにも、魚の消費量が、減ってきている原因があるのでしょう。

 この方の口の端に上った、鯨もマグロも、そして近海の魚も、いずれも、我が県と縁の深いものばかりですが、兎にも角にも、消費者の手に触れる機会を増やさないことには、どうしようもないと感じながら、お話を聞いていました。

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