知る人ぞ知る話(4月24日)
24日夜、高知で開発された、「土佐はちきん地鶏」のお料理を
いただきながら、土佐の地鶏の話に耳を傾けました。
この夜開かれたのは、高知の食材を使ったイタリアンをいただく
会で、メインディッシュに使われた、「土佐はちきん地鶏」のお料
理に合わせて、土佐の地鶏の解説がありました。
このことは、前にも聞いたことはあるのですが、日本の鶏の主な
品種34種類のうち、4分の1近い8種類が高知原産で、その中に
は、日本最古の鶏もいると聞くと、あらためて、土佐は地鶏王国な
のだと気づかされます。
このうち、日本最古の鶏は、その名もずばり「地鶏」と言います
が、弥生時代に日本に渡来した当時の鶏の祖先の、形や性質を最も
多く残しています。
また、中国料理の店の名前にも使われている「東天紅(とうてん
こう)」は、尾の羽が1メートルにもなりますので、土佐藩主の参
勤交代の際には、槍の先などに下げた、大鳥毛に使われたと言われ
ますが、それとともに、コケコッコーの鳴き声が20秒を超えるこ
ともあるほど、長く鳴く鶏として知られています。
このため、かつては、「モーニング歌姫」という愛称が付けられ
ていましたが、「雄しか鳴かないのに、歌姫はおかしい」という、
もっともな指摘があって、愛称が「モーニングテノール君」に変わ
ったという経緯があるそうです。
この他にも、闘争心の強い「軍鶏(しゃも)」や、家畜では唯一
の天然記念物である「尾長鶏(おながどり)」など、いずれもそう
そうたる顔ぶれですので、地鶏王国を実感しながら、「土佐はちき
ん地鶏」のささみのソテーに舌鼓を打ちました。
ただ、全国的な地鶏ブームの中で、このことが、うまく活用され
ているかと言えば、決してそうではありませんので、知る人ぞ知る
で終わらせるのはもったいないと、あらためて感じました。
| 固定リンク
