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2008/04/12

ずっと前からねじれてた(4月10日)

 9日に行われた党首討論で、福田総理は小沢さんに、ねじれ国会
へのいら立ちをぶつけていましたが、高知県議会との関係で、十数
年来ねじれっぱなしだったわが身に照らせば、何を今さらの感があ
ります。

 党首討論をライブで見ることは出来ませんでしたので、10日の
朝刊で内容を確認しますと、福田総理は、日銀の総裁人事をめぐる
民主党の対応に対して、「これこそ権力の乱用、人事権の乱用とい
うんです」と、小沢さんに詰め寄ったとあります。

 さらに、民主党側には、政府の提案に、責任を持って対応出来る
人がいないことを指して、「誰と話せば信用できるのか、是非教え
ていただきたい」とも、訴えかけています。

 しかし、たとえば高知県の場合、知事と議会との関係は、長年に
わたってねじれていましたので、副知事、出納長の人事が、自民党
会派を中心とする多数派によって、不同意の通告を受けることはし
ばしばでした。

 これは、高知県だけでなく、他の県でも、いくつも事例のあるこ
とですが、福田さんは、自らが党首を務める党が、「権力の乱用」
や「人事権の乱用」をしていたことを、認められるというのでしょ
うか。

 また、議員の中の誰かに話しをすれば、その他の人が、「俺は聞
いていない」とか「俺を後回しにするのか」と言って、言いがかり
をつけることは議員心理の常ですので、「誰に話せば信用できるの
か」くらいの話は、理解できるとしても、総理自らに、「かわいそ
うなくらい苦労してるんですよ」とまでぼやかれますと、それだか
ら、すべてをなあなあで済ませていく、大連立を模索したのですか
と、嫌味の一つも言いたくなります。

 要するに、ねじれねじれと騒ぎますが、すでに地方では、長年に
わたって、ねじれの下での議会運営や、根回しを廃したがちんこ勝
負を、体験してきているのです。

 こうした地方の実態など、総理はまったくご存じないのかもしれ
ませんが、政党もマスコミも含めて、もっと、地方の経験に学ぶ姿
勢を持っていれば、今さら、ねじれ国会にあわてて、右往左往する
こともなかったのではと思います。

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