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2008/05/04

親戚めぐり(4月27日)

 この日は、四国三郎の異名のある吉野川に沿った、県中部の本山
町で、午前中は川岸のツツジを、午後は、公園のシャクナゲを満喫
しました。

 吉野川の支流の一つ、汗見川の川岸には、自然のツツジがあちこ
ちに群生していますが、以前から話には聞いていたものの、実物に
お目にかかったことがありませんでした。

 この日は、本山町の公園で、シャクナゲを見ながらお弁当を広げ
るというのが、当初の目的でしたが、ちょうど川岸のツツジも見ご
ろと聞いて、岸のツツジをよく知る知り合いの方に、案内をしても
らいました。

 植物は浮気者なので、すぐ他の品種と混じり合ってしまうため、
純粋な種を守っていくのが難しいとか、川が氾濫してツツジが流さ
れるたびに、群生地が広がっていったといった解説をうかがいなが
ら、下流から上流にかけての見どころを、およそ1時間かけて楽し
みました。

 この後、吉野川の本流に沿ったシャクナゲの公園、帰全山(きぜ
んざん)公園に向かいましたが、橋を渡る途中、一緒に出かけた地
元の方から、早明浦ダムができる前には、ここでも鵜飼いをしてい
て、自分も鵜の紐を操ったことがあるといったお話を聞きますと、
数々の大型事業によって得たものと失ったものとを、100年たっ
て振り返った時には、どんな評価になるのだろうかと、感傷的な気
分にもなります。

 肝心の公園のシャクナゲは、今年は裏年で、花の付き方が少しさ
びしいとのことでしたが、お弁当を広げながらよもやま話をするに
は、十分の背景で、この日が投開票日の山口の補欠選挙や、それを
受けての、ガソリン税の暫定税率の再値上げのことなど、トピック
な話題に話の花が咲きました。

 おなかも満ちて、あらためて公園の中を散歩してみますと、これ
までシャクナゲの花を、誤解していたことに気づきました。

 というのも、言葉の響きから、芍薬と混同していた嫌いがあるか
らですが、シャクナゲの花を間近に見れば、見た目はツツジと変わ
らない花弁がついています。

 家に帰ってから、広辞苑を開いてみたところ、シャクナゲはツツ
ジ科のツツジ属とありましたので、ツツジの親戚に関して、また一
つ勉強ができました。 

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