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2008/05/04

地球を包む新聞紙(4月28日)

 28日午後、県中部を流れる物部川を見晴らす、知人の職場兼自
宅を訪問して、古新聞で地球を包み込むという、面白いアイディア
を拝聴しました。

 このアイディアの源になったのは、古新聞を折って作る手提げ袋
で、四万十川と環境にこだわった物づくりを手がけている、「四万
十ドラマ」という会社が売り出して、評判を呼んでいます。

 すでに、アメリカの美術館やイギリスのブティックに輸出される
など、国際的な広がりもみせていますが、もともとは、四万十の地
元のおばちゃんが作り方を編み出した、とてもローカル色の濃いア
イテムです。

 それに目をつけたのが通販業界の大手で、間に入った広告代理店
が新聞協会にも声をかけて、古新聞を使った手提げ袋と、その作り
方を解説した小冊子をセットにした商品を、売り出すことになりま
した。

 そこには、古新聞をゴミにしないこととともに、紙の袋を使うこ
とで、石油化学製品であるポリ袋などを減らしていこうという、環
境に関する二重の思いが込められていると言いいます。

 それに加えて、たとえば、トヨタの全面広告のページを使って、
袋を折るとした場合に、「TOYOTA」の文字や車のボディを、
自由自在に袋の側面に出すことが出来るとのことで、企業の環境P
Rにも活用が可能です。

 さらに、この活動を全世界に広めることで、古新聞で地球を包み
込んでいきたいというのが、壮大な目標でしたが、こんなグローバ
ルな運動を、高知ローカルから発信していければ、とても素晴らし
いことだと思いました。

 知人の職場でこの話を聞いた後、お隣の自宅に移ってお茶をいた
だきましたが、デッキ越しに揺らめく物部の川面と、新緑の映える
光景は、古新聞で地球を包む壮大な夢と同様、うらやましいもので
した。

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