社長さんの一本勝ち(10月21日)
21日午後、あるレストランチェーンが、自社の販売したピザに含まれていた中国製の食品から、微量のメラミンが検出されたことを受けて、ピザを買った人に払い戻しをするとのニュースを見て、自分なら、このニュースをどう扱うだろうかと考えてみました。
というのも、最近のニュース番組を見ていると、自社の番組の宣伝はともかくとしても、やれ円高還元セールだ何だかんだと、量販店などのPRにそのまま乗っかった話題が目につくからです。
確かに、ここまで情報番組が増えてくると、こうした企業広報に乗らないと、番組が埋まらないのでしょうが、昔なら、もう少し斜めに切るとか、味付けをするといった工夫を加えたのにと、思わざるを得ない内容も多々あります。
そこに、この日は、メラミンが検出された日のピザを、払い戻すという話が出てきたものですから、これを、転んでもただ起きない店側の、宣伝と受けとめるか、それとも、広く伝えるべきニュースととらえるかと、自問してみました。
背景の取材をしていませんので、社長さんの会見だけでは、何とも判断しかねますが、健康には全く問題ないことが強調されていましたので、それなら、店ごとの店頭に、その旨を貼りだせば事足りるのではとも感じました。
といったことで、自分がデスクだったら、「こんなものニュースじゃない」などと言いそうなのですが、大学時代に働いていたレストランで、経営者から才能を認められて、4年生の時に店を譲られたという社長さんだけに、この記者会見は、見事一本勝ちの会見ではありました。
これからも、企業PRとの境目の見極めにくいネタが、あれこれと出てくるでしょうが、そのままを流さない、ひと捻りしたニュースを見てみたいものです。
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