戦友の死(4月10日)
10日午前、過去5回にわたって、共に知事選挙を戦った戦友の、告別式で弔辞を述べました。
彼は、2年近く前に、岡山県の倉敷に出かけていた時、脳幹からの出血に襲われました。
倉敷で緊急手術を受けた時には、担当の医師から、脳幹出血なので、機能の回復は期待できないと、厳しい宣告を受けていましたが、高知の病院に移ってからは、懸命にリハビリに努めました。
病室を訪ねた時には、大きな体をゆすり、握った手を握り返し、時には、唇をさかんに動かしもして、万感の思いを伝えてくれました。
その彼が、がんを併発したことがわかったのは、彼が50歳の誕生日を迎えた日でしたが、進行性だったこともあって、7日の夕方、息を引き取りました。
彼と初めて出会ったのは、18年前の最初の知事選挙の時ですが、それ以来、5回にわたる知事選挙を、共に戦った戦友でした。
その間、辛いことや苦しいことも数多くありましたし、彼が悔し涙に頬を濡らしたこともありましたが、互いの友情は、揺らぐことはありませんでした。
彼が病室で息を引き取った後、看護師さんが身づくろいをしてくれている間に、奥様と話をすることができました。
その時、奥様は、「選挙事務所で見たお父さんは、会社で見るお父さんとは別の輝きがあった」と、話してくれましたが、それを聞いて、5回の知事選挙を通じて、彼も、満足感や達成感を共有してくれていたのだろうと、心が安らぐ思いがしました。
元気な時には、体重が120キロを超えていた巨体が、この2か月の間は、ずいぶんと細っていましたので、向こうに行ったら、またたらふく食べて飲んで、見なれた巨体を取り戻してほしいものです。
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