「未来へ」(6月7日)
7日夜、高知市内のホテルで、自分が最近書いた本
の、出版を記念する会を開いていただきました。
この本は、今年の1月から2月初めにかけて、1ヶ
月余りで書きあげたもので、日本の未来、地方の未来
はこうありたいとの思いを込めて、「未来へ」という
題にしました。
この本の「はじめに」の中に、兄・龍太郎の言葉を
紹介しています。
それは、三井銀行と住友銀行との合併を伝える大見
出しが、新聞の一面を飾った日のことでした。
その大見出しに目をやった若い秘書が、「三井と住
友が合併する日が来ようとは、思ってもみませんでし
た。でも、これも、先生の改革の結果ですよね」と話
しかけると、兄は、「波はね、たとえ小さな波でも、
一度起きれば消えることなく、やがて大きな波になっ
て押し寄せてくるのさ。その最初の小さな波を起こす
のが、政治家の仕事なんだよ」と、答えたというので
す。
兄らしい、少々きざっぽい表現ですが、政治家の役
割を、言い得て妙のところがあると感じました。
今は、明治維新以来、百五十年に一度の、国の形を
作りかえるべき、絶好の時期だと考えていますので、
自分が、その最初の波を起こす仕事に関わりたいもの
です。
その小さな波は、いつの日か必ず、全国を埋めつく
す大きな波になると信じていますが、そのためにも、
一人でも多くの方に、「未来へ」を読んでいただけれ
ばと願っています。
最後は本のPRになりましたが、「未来へ」は、プ
レジデント社からの発行で、間もなく全国の書店に並
びます。
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