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2009/06/15

MSCをご存知ですか(5月30日)

 30日夕方、高知県の森林率の高さを、県のブラン
ドマークにしようと提唱している方々から、海の資源
の、持続的な活用の手法に関しても、興味深いお話を
聞きました。

 高知県は、県の面積のおよそ84パーセントが森林
で、森林の比率が全国一高い県です。

 このため、高知県では、「木の文化県構想」や「森
林環境税」、さらには「企業との協働の森」など、森
林をテーマにしたプロジェクトに、積極的に取り組ん
できました。

 この日お会いしたのは、それをさらに進めて、独自
にデザインした「84」マークを、高知県全体のブラ
ンドマークにと提案されている方々です。

 森林組合など山に関わる仕事の、作業着のマークは
もちろんのこと、小学生がお父さんと一緒に組み立て
る、木製の「84デスク」や、商店街に置く「84ベ
ンチ」など、アイディアは尽きません。

 そのうち、ハワイで使われる「アロハ」のように、
「こんにちは」や「さようなら」も、「はちよん」と
挨拶するようになればいいねなどと、思いは次々と広
がります。

 さらに、山の物だけでなく、海の物にも「84」マ
ークをと話しがはずんだ時、そう言えばと出てきたの
が、「MSC」(マリーン・スチュワードシップ・カ
ウンシル)という、海の資源の認証制度でした。

 これは、持続可能な森林経営を国際的に認証する、
「FSC」(フォレスト・スチュワードシップ・カウ
ンシル)の海洋版で、取り過ぎによる資源の枯渇を招
かないような持続可能な漁法に、国際的なお墨付きを
与えようという試みです。

 成長第一の時代には非効率と考えられた漁法が、自
然に優しい持続可能な漁法として、見直される時代に
なったというわけですが、すでに、ノルウェイのカニ
やイギリスのタラ、さらには、日本の若狭の赤ガレイ
などが、「MSC」のロンドン本部から、認証を受け
ているといいます。

 そこで、高知の伝統の漁法の一つ、カツオの一本釣
りを、「MSC」の候補にというのが、この方々の狙
いでしたが、それが首尾よくいけば、「MSC」の認
証と「84」マークのついた、カツオのたたきの真空
パックが、お目見えするかもしれません。

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