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2011/10/12

これも想定外か

 高知の知人が出している、“本物のプロ野球ファン
のためのハイパー・マガジン”と銘打った小冊子の中
に、陸上の女子選手のユニフォームに関する、こだわ
りの考察が出ていました。

 年に数回発行されるこの小冊子は、本来はその名の
通り、プロ野球の話題が中心なのですが、ちょうど韓
国のテグ市で、世界陸上が開催中だったため、筆者が
以前から関心を寄せていた、女子陸上選手のユニフォ
ームに、かなりの行数が割かれています。

 その関心の的は、女子選手ののユニフォームのビキ
ニ化ですが、彼は早速、陸上競技規則にある、競技時
の服装の項目を調べました。

 すると、男子と女子に区別はなく、決められている
ことと言えば、濡れても透けないとか、前と後ろにナ
ンバーカードをつけるなど、ごく限られたことだけで
した。

 そこで、この規則を読んだ筆者は、「濡れても透け
ないもの」と決めた時には、当然、おへそを出すのも
駄目と考えていたはずだが、まさか、ビキニ型のユニ
フォームが出てこようとは想定していなかったので、
明文化をしなかっただけだろうと、一時はやった「想
定外説」を展開します。

 さらに話は、軽犯罪法第1条の、「公衆の目にふれ
るような場所で、公衆にけん悪の情を催させるような
仕方で、しり、ももその他身体の一部を、みだりに露
出した者」という条文にまで及んだ上、女子陸上選手
のビキニ型のユニフォームは、けん悪の情を起こさせ
るものではないので、「よーするに、どんな格好をし
てもよいのである」との、結論に達します。

 となると残る疑問は、ビキニスタイルのユニフォー
ムの方が、記録がよくなるのかどうかですが、それに
対する根拠ある記述はありませんでした。

 それにしても、女子の陸上選手のウエアがビキニに
なったというだけで、これだけ書き込む力も大したも
のだと感心しましたが、実はこの筆者は、元県の職員
ですので、現役時代に、もっと活躍してもらえばよか
ったと、反省をしました。

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